【中継器は?】田の字マンションで寝室のwifiの繋がりにくさを格安で解決

ベッドでスマホ日々の節約

我が家はいわゆる田の字型レイアウトをした間取りの普通のマンションです。

田の字型のレイアウトの場合、リビングを含めた各部屋にインターネットの口があるのですが、基本的にスマホもパソコンも最近のデバイスは無線LAN前提です。

そうすると、例えばリビングにルーターを置くと対面にある寝室の電波はかなり悪く、インターネットが快適にできません。

特にテレワークでは致命的なので、これを解決してみました。

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我が家の間取りとインターネット環境の課題

我が家の間取りはこんなレイアウトです。よくある庶民向けマンションですね。

レイアウト

注目はインターネットの口の位置です。壁にLANケーブルを指す場所。これがリビングの端っこの赤丸のところにあります。この図でいうと左隅ですね。つまり、ここにルーターを置いて無線LANを作り出すことになります。wifiの電波の起点はここになるってことです。

基本的にはそれで問題ないのですが、玄関側の2部屋が電波が悪いです。特にリビングと各部屋のドアを閉めるとwifiのアンテナは1本とかになってしまいます(図に書き忘れましたが、キッチンの近くの廊下にドアがあります)。

玄関側の2部屋は寝室と子供部屋なのですが、これまでは多少我慢すれば済んだものの、コロナによって課題が出てきて色々困ったことになってしまいました。

コロナ後の世界では何をやるにもオンラインですよね。会社もテレワーク、学校もオンライン授業です。こうなると電波が悪いととても困ります。

高価なルーターを買えば一気に解決するのかもしれませんが、極力安く済ませたいところです。

wifiの繋がりやすさは障害物とアンテナの数が重要

そもそも無線の電波はどういうものなのでしょうか。何か電波を強くする方法があればそれで解決しそうですよね。色々調べてみたところ、以下のことが分かりました。

  • 壁などの障害物があると電波は遮られて弱くなる
  • 電波の強さは限界がある(法律とかで出力が決まっている)
  • 電波が届く距離自体は高いルーターでもあまり変わらない
  • 高いルーターはアンテナが多いので通信は安定しやすい

まぁ別にそんなに改めて考えるような話ではなく、単に障害物があると電波が届きにくいというだけの話ですね。問題は、高いルーターを買ったからと言って距離が伸びるとは限らないという事でしょう。通信が安定することと、距離が長いことは別問題のようです。

他に距離を延ばす手段としては、中継器というものを使ったり、新しくルーターを追加する選択肢がありそうです。もちろんどちらもお金がかかります。

また、最近はではメッシュwifiというものもあり、ルーターを2台3台並べて強力なwifiを作りだす技術もあるようなのですが、こちらも庶民にはお値段がキツイ・・・。

高いお金を出して結局ダメだった場合はダメージが大きいので、ここは慎重にいきたいところですね。

一番の節約はリビング以外でスマホを使わないこと

はい、これです。
これが0円で実現できる最高の解決策。
リビングで夫婦が仕事をしつつ、子供はオンライン授業です。

・・・ってそんなことで終わるワケないですよね。

我が家の階級は母>子>父であり、こんな無茶な提案をすることはできません。従って、どうにかして電波を強化する方法を考えるしかないというわけです。

中継器を使用することで電波の届く範囲を伸ばせる

色々考えた結果、中継器を買うことにしました。

レビューや口コミを読むと確実に電波が届く距離は伸びてそうであり、お値段的にもリーズナブルであるためです。

高級なルーターは2~3万円するのに対して、中継器は5000円もしません。とにかく距離が延びれば良いので中継器で十分と判断しました。

こんな感じに設置してみます。

レイアウト

ちょうど家のど真ん中に中継器が設置されています。玄関側はコイツにカバーさせる作戦です。図で見ると良い感じ配置に見えますね。

結果は想定通りで、玄関側の部屋でも快適にネットができるようになりました。

ちなみに買ったのはBUFFALOのWEX-1166DHPSという商品です。4000円弱で買えます。安い!

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中継器は通信が不安定になってしまう?!

中継器のおかげで平和が訪れた我が家。

自分のテレワークも順調そのもの。

・・・だったのですが、Web会議をしていると定期的にネットが切断されて会議から落ちてしまう事象が発生するようになりました。重要な会議でこれが起きるとキツイ・・・キツイというかとても不味いです。これは解決しないといけませんね。

色々試したところ、リビングでWeb会議をしていると問題ないのですが、寝室でWeb会議すると問題が起きます。つまり、中継器が怪しい・・・。

普通にインターネットをしている分にはなんの問題もないのですが、常に通信をしているWeb会議などではたまに切断されてしまうようです。

こ、これは・・・4000円弱を捨てることになってしまったのか・・・・?!

ルーターを2つ設置する方法に挑戦

こうなると、諦めて高級ルーターを買うのが得策な気もするのですが、それでダメだった時は2万円くらい飛ぶ・・・。たしかに高級ルーターはアンテナがたくさん立ってて見た目からして凄そうです。凄そうというかカニみたいですよね。

もはや投資と同じでさっさと諦めた方が良いのかもしれませんが、ここは諦めきれずルーター2台作戦をとることにしました。

マンションを買った時にもらった図面を見ていたら、玄関の靴箱の中にインターネットの元栓があり、そこから天井裏や壁の中をLANケーブルが通ってて、リビングの壁のインターネットの口につながっていたのです。

靴箱の中の壁
 ↓LANケーブル
元々設置されてた機械
 ↓LANケーブル
リビングへ繋がる口
 ↓天井裏のLANケーブル
リビングの口
 ↓LANケーブル
現在のルーター

こんな感じで、大元は靴箱の中にあって、そこから巡り巡ってリビングへ来ています。確かに靴箱の中にそれっぽい機械とLANケーブルがあります。なので、こんな風にしてみました。

靴箱の中の壁
 ↓LANケーブル
ルーター(A)
 ↓LANケーブル
リビングへ繋がる口
 ↓天井裏のLANケーブル
リビングの口
 ↓LANケーブル
ルーター(B)

ルーター(A)を新たに購入して、もともと靴箱にあった機械と入れ替えました。そして ルーター(A) からリビングへLANケーブルを伸ばして、 ルーター(B)に接続します。

レイアウト的には、上下にルーターが置かれるようになりました。 ちなみに、 ルーター(A) はルーターモードで動作させて、 ルーター(B)はアクセスポイントモードで動作させています。Aの方が親になるイメージですね。

レイアウト

これでインターネットを使ってみると・・・。

超安定です。玄関側の部屋もwifiのアンテナは常にMAXです。ルーターが靴箱にあって靴箱のドアをしめていても、ちゃんと2つの部屋に電波が届いています。

追加したルーターはBUFFALOのWSR-1166DHPL2という商品です。これまた4000円くらいで買えます。数千円で快適生活を得ることができました。

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2つのルーターの設定は同じにすると便利

こうして、無事に問題は解決したのですが、また新たな問題が・・・。

この方式だと、リビングと寝室を移動する時にいちいちwifiを切り替える必要があってとても面倒なのです。テレワークやオンライン授業は各部屋でやるので問題ないのですが、スマホは持ち歩くので影響があります。

この問題は、2つのルーターのwifiのSSIDやパスワードを同一のものにすることで解決できました。この設定にすると、移動した場合は自動的に近い方のルーターに接続されるようになります。

これでようやく快適テレワーク・快適オンライン授業の環境が整いました。

まとめ

まとめです。

  • 無線LANの範囲を安く広げるなら中継器がおすすめ
  • 安定した通信が必要な場合にはルーター2台設置がおすすめ
  • 2台のルーターは安いもので問題なし

電波を良くしたいけどお金が・・・という方は、安いルーターを2台買う方式がおススメです。

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