まもなく2014年も終わりですね。
来週には2015年が始まってしまいます。
そろそろお正月ということで、今回はお年玉の節約を考えてみましょう。
ええ、そんな罰当たりなこと言って平気なのかは分かりませんが、実際やるかどうかはアナタ次第ってことですよ。
金額の節約は避ける
お年玉の相場というのは、だいたい親戚で決まっていると思います。小学校三年生はいくらとか、高校二年生はいくらとかですね。僕の家でも、親戚の間でだいたい相場が決まっていました。親がノートを見て計算していたのを覚えています。
なので、いくら節約したいと言っても相場から逸脱させるのはNGです。借金抱えている僕でさえそれはできません(自業自得なんだから当たり前だけど)。というかそれは節約ではないですよね。もらった子供は泣くんじゃないかなぁ。
というわけで、今回は金額は据え置くという前提で考えていきましょう。
そもそもお金以外のお年玉はアリなのか?
金額を据え置くという前提でお年玉の節約を考えるとしたら、「現金」以外から選ぶことになります。
そりゃそうですよね。
現金は現金なので額面から変えられません。現金ではないものを渡して、それを安く調達して差額で節約するという作戦しかないでしょう。
それではお金以外なら良いのか?
というのが焦点になります。
そもそも、お年玉とは一体何なのでしょうか。辞書で調べてみました。
新年を祝う贈り物、とくに子どもに与える小遣いをいう。古来、日本の正月は、農耕の守り神である御歳神(お‐とし‐がみ)を迎える祭りだった。門松を立てて神を迎え、鏡餅(かがみ‐もち)を供えた。正月が終わると、お供えの鏡餅を子どもたちに食べさせたが、そのお餅には御歳神の魂が宿っていると考えられ、「御歳魂(お‐とし‐だま)」と呼ばれていた。時代の変遷とともに、お餅がお金に代わっていったのである。
つまり、昔はお餅だったということです。
神の魂が宿っているとか言われると、節約を考えるというの申し訳ない気分になってしまいますが、それは振り切っていきます。ていうかお金に代わってる時点でもう申し訳なさとか似たようなものでしょう。
この由来を踏まえると、あくまで目的はお金を上げる事ではなく、神の加護とかパワーを子供に与えるというのが目的ということです。一種の神頼みってやつですね。
ということは、お金でなくても子供のためを思っていれば問題なしとも解釈できます。
お年玉を節約する方法
続いてどうやって節約するかです。
基本的には「安く仕入れる」というのと「クレジットカード等で払って節約」という二点になると思います。現金だとどちらも使えませんが、何かを買って渡すのであればどちらも使えそうです。
ただ、そう考えるとよほど安く仕入れないとたいして節約にならない上にリスクの高い選択肢となりそうです。
少しでもリスクを抑えるためには何を渡すのが良いのでしょうか。
お年玉として渡すなら
お金以外だと何を渡すのが良いのでしょうか。
商品を渡す
これは分かりやすいですね。
文字通り「もの」で渡すのです。
クレジットカードや安売りを駆使して安く手に入れたものを渡すという作戦になります。
これは商品の選定さえ誤らなければ良さそうですが、選定の難易度が非常に高いと思います。何しろ何がほしいかなんて分かりませんし、年齢や設定金閣に応じた制約もあります。そもそも子供の間のトレンドが分からないと選ぶことすらできません・・・。
物凄く仲の良い甥や姪がいた場合に、「××がほしい」とオーダーされていた場合には使えそうな手ですね。ただ、子供なので遠慮なく言われると逆に高くつきそうです。
まぁ今年の場合は「妖怪ウォッチがほしい!」とか言われて売り切れで死ぬ可能性もありそうですが・・・。
成功するイメージが持てないので、商品で渡すのはやめた方が良いと思います。
ギフト券を渡す
次に考えられるのは、ギフト券を渡すということです。
図書カードやQUOカード、Amazonギフト券などでしょうか。トイザらスギフトカードなんてのも良いかもしれません。
これらのギフト券はほとんど現金のようなものなので、商品の選定をする必要がありません。
「おもちゃではなく本を買ってほしいから・・・」という名目で子供のことを考えているアピールをしつつ図書カードを渡すというのはありかもしれません。子供には恨まれそうですが。ネット通販をするような年齢ならAmazonギフト券は許してもらえるかもしれません。
ギフト券ならクレジットカードで買うこともできますし、チケットショップなどで少し安く入手することもできます。2~5%くらいは確実に節約することができるでしょう。親戚がたくさんいるのであれば、数千円の節約になります。
ギフト券ならば現金ほどではないとは言え色々使えるので用途や価値という観点では問題なさそうですね。
わずかな節約で大きなリスクを背負う
というわけで妥当なラインとしてはギフト券を渡すという選択肢が考えられます。
ただ、節約というのは、自分に矛先が向いている場合は問題ないのですが、相手に向いている場合は相応のリスクを背負うことを覚悟しなければなりません。
ましてや子供はお年玉を楽しみにしています。
ある意味お正月の98%はお年玉のようなものです。
封筒を開けたら図書カードが入っていた時の絶望感は計り知れません。
わずか数千円のためにやる価値があるのかってことですね。
まとめ
というわけで今回はお年玉の節約を考えてみました。
現実的にいくと、現金の金額相当のギフト券を渡すというのが選択肢になると思います。
ただ、子供にとってお年玉は夢です。
夢をぶち壊さない程度に検討してもらえればと思います。