露から夏にかけての時期になると、湿度が高いせいか洗濯物から良い香りがしなくなるんですよね。
洗剤は特に変えていないのでやっぱりジメジメした季節だからなのか・・・それとも服が汚れていてしっかり洗えてないのか・・・。
色々考えるわけですが、やっぱり気になるのは洗濯機が汚れてるんじゃないかという疑惑が沸いてきます。
というわけで、洗濯機を掃除してみました。
色々調べてみたら、わりと少額でしっかりと掃除できることが分かりました。
洗濯槽を掃除する
洗濯機を掃除しようと思った時、みなさんはどうしますか?
まずは掃除用の洗剤がないかを確認しますよね。スーパーでもドラックストアでもアマゾンでも良いのですが、探してみると色々な洗剤が販売されています。
色々ありすぎてどうすれば良いのかよく分からなくなりますが、基本的に洗濯槽を綺麗にするための洗剤が多いようです。まぁそれ以外は雑巾で拭いたりブラシで磨けばいいですしね。
洗濯槽を掃除するための洗剤は大きく分けて二種類あります。塩素系の洗剤と酸素系の洗剤です。お店でたくさん売ってるのは塩素系の洗剤になります。
今回もこれらの洗剤を利用して掃除をしてみました。
まずは市販の掃除用洗剤を使ってみた
まずはお店にオススメとして売られていた洗剤を使ってみました。
完全に素人考えですが、やはりカビと言ったらカビキラーですよね。
使い方はとっても簡単です。
カビキラーを洗濯機に投入して普通に洗うだけです。特にゴシゴシ磨いたりとか不要なので、こんなラクチンな掃除は他にありませんね。待ってればOKです。
我が家の洗濯機は掃除コースがあったので、今回は掃除コースにカビキラーを投入して使ってみました。給水が始まって水がかき混ぜられてから半日くらい停止して漬け置きします。半日経ったら洗ってすすいで完了という流れです。
そうなるとほとんど全自動なのでちゃんと汚れが取れてるのか心配になりますよね。
てっきり停止してる間に汚れを取ってくれる感じなのかと思っていたのですが・・・。
停止している途中で洗濯機を開けてみると、特に汚れがとれてます感がありませんでした。感覚的にはカビがとれてる期待をしてたのですが、ちょっと期待はずれな感じです。
パッケージを見ると、あれこれ危険な文字が書いてあるので相当強力なのかと期待したのですが・・・。
あまり綺麗になった感がしないので、もう1つの方法を試してみました。
噂の酸素系洗剤を使ってみた
もう1つの方法というのが、酸素系洗剤を使って掃除をするという方法です。
色々調べてみるとカビがごっそり落ちるとのこと。
さっそく家の近くのドラッグストアでこれを買ってきました。
90円だったので経済的にも嬉しい価格ですね。
ってこれ掃除用じゃなくて洗濯する時に使うブライトやないかい!
・・・と思った人もいるかもしれませんが、実は僕もそう思いました。でもこれでちゃんと掃除できるのです。
この掃除のポイントは、お湯を使って洗うことです。
そんなわけで、お風呂の残り湯を洗濯機に注入してそこへブライトを丸ごと全部投入しました。これで洗濯機を回してしばらく放置します。
数時間ほど放置すると・・・
こんな感じでした!!!!
これはすごいです!!!!
明らかに汚れっぽいのが水面に浮いてますね。泡でよく見えませんが大量に取れてました。これは効果てき面ですよ!!
このまま汚れを流してしまうと詰まりそうなので、汚れを網ですくってからまた洗濯機を回します。そうするとまた汚れが出てくるので網ですくいます。
これを何度か繰り返していくと・・・
こんな感じでだんだん綺麗になってきました!
あとは繰り返してゴミが出なくなったら洗ってすすいで脱水して掃除完了です。
ブライト掃除法だとゴミも目に見えて取れたので満足でした。
カビをとりたいなら掃除用洗剤ではイマイチ?
ということで、最初にカビキラーを使って掃除を行い、その後ブライトで掃除をしてみました。
写真を見てもらうと分かる通りブライトを使った時にはごっそりカビがとれるという結果になりましたが、そもそもブライトは衣類用の洗剤なのでなんとも微妙な話になりました。
しかも値段も100円なので、経済的な面を考えても掃除用の洗剤を使う必要はなさそうです。
掃除用の洗剤も別に高いものではないのであまり節約にはなりませんが、あえて効果が分からない高いものを使うのもヘンな話ですからね。
市販の掃除用の洗剤は不要なの?
それではお店に並んでいる掃除用の洗剤はなんなのでしょうか?
よく確かめもせずに使っている無知な庶民からお金を巻き上げてるのか・・・それとも何か大きな理由があるのでしょうか。
実は掃除用の洗剤である塩素系の洗剤も効果がないわけではないのです。
それどころか、科学的に言えば効果が強くてカビを粉々に分解してしまうため水に溶けて汚れが目に見えないのだそうです。
もともと酸素系の洗剤よりも塩素系の洗剤の方がカビの殺菌効果が強くて、掃除用の洗剤は殺菌力が高い塩素系になっているということですね。
しかし・・・今回の我が家の掃除結果を見ると、最初にカビキラー(塩素系)を入れて掃除をしたあとにブライト(酸素系)を入れて掃除をしています。
それなのにブライトで掃除をしたらカビがたくさん出てきたということは、やっぱり掃除力はブライトの方が良いのかなぁと思ってしまいますよね。
この辺はどちらか正しいのかよく分からないところですが、少なくとも我が家の洗濯機にはブライトの方が良いのだろうと思っています。
たまに大金かけて大掃除するなら定期的に格安で掃除しよう
ということで、我が家の場合はブライトを掃除用の洗剤として使い大成功をおさめました。
カビキラーが良かったのかブライトが良かったのかは正確には分かりませんが、どちらにしてもブライトなら1回の掃除が100円以下で済みます。
3か月に1回使うとしても400円ですから、このくらいなら安いものではないでしょうか。
あえて掃除用の洗剤を買うほどでもないなぁ・・・と思っている人でも、100円なら試してみる気分にもなりますよね。
まとめ
それではまとめです。
- 洗濯機の洗濯槽の掃除用洗剤は2種類ある
- 一般的に売られてるのは塩素系洗剤
- 巷で人気なのは酸素系洗剤
- カビとりなら酸素系洗剤の方が効果あり?!
- 科学的には塩素系の方が殺菌力はあるらしい
- ブライトなら約100円で効果があるので気軽に使えてオススメ
洗濯機は毎回衣類と一緒に洗剤をいれて動かしているので綺麗な感じがしてしまいますが、実際に掃除をしてみるとカビが物凄いことになっているのが分かります。
掃除も簡単でお金もかからないので是非やってみましょう。