最近はポストにマンションの広告がよく入ってます。
東京はマンションが物凄く値上がりしていて、物件毎の格差が大きくなってきたのかずーっと売れてないマンションもありますね。
巷でそんな話をすると、最近は専らマイナス金利の話題になります。
今から契約する人はもちろん、住宅ローンの借り換えをすればお得!
こんな言葉を聞くことも多いですが、実際どのくらいの人が実行しているのでしょうか。
面倒だから動かない人・・・多そうですよね。
面倒な人はどうしたらいいのでしょう・・・?
目次
住宅ローンの借り換えは面倒だけど金利は下げたい
日本ではローンを組んで家を買うのが当たり前という風潮があるので、多くの人が多額の住宅ローンを組んでいます。
住宅ローンは金利が極めて低いのでそれはそれでお得ではあるのですが、それでも毎月の支払いが数十年続くと言うのは辛いものです。
このため、少しでも返済額を減らそうと住宅ローンの比較をしたり借り換えをしたりする人も多いです。
日本はバブル崩壊後はずっと低金利ですが、2016年はいよいよマイナス金利時代に突入しました。
今や住宅ローンを組んでいる人の多くが借り換えによる節約ができる状態です。
しかし・・・
借り換えの手続きがめんどくさい!!!!
こう思ってる人は多いのではないでしょうか。
面倒な上に手数料まで払うなんてもったいない!!!!
なんて人もいるでしょう。
身の回りの人に聞いてみるとそんな声が多かったです。やっぱり面倒なことはやりたくいなんですよね、みんな。
でも、そんな彼らも口には出さずともこう思っているはずです。
借り換えは面倒だけど・・・金利は下げてほしい・・・
そんな美味しい話はあるのでしょうか?
あるんですね、これが。
借り換えの審査を受けて審査結果を用意する
最初にやるべきことは、今住宅ローンを契約している銀行とは別の銀行で審査を受けることです。
借り換えるつもりがなくても、審査を受けて審査結果を用意しましょう。
ここ数年よりも昔にローンを組んだ人にとっては驚くほど金利が低い条件で審査結果がでると思います。
この審査結果があなたの武器です。
今はネットで簡単に審査ができるので、ここまでは簡単にできます。
どこの銀行がオススメかは最後に紹介します。
審査結果を持って今の銀行と交渉する
意外と知られていませんが、銀行ってわりと優しいところもあります。
住宅ローンに関しても返済が苦しいと正直に相談すると返済期間を少し伸ばして月々の負担を減らしてくれたりある程度の調整をしてくれることもあります。
ただ、いきなり「金利下げろや!!」と言っても相手にしてもらえません。
しかし、他の銀行に変えると言うと話は変わります。これまでコツコツと真面目に返済しているお客さんならなおさらです。
それを利用して
「金利を下げてくれないと銀行変えちゃうよ???いいの???」
と言うワケです。
しかも・・・
ここで他の銀行の審査結果という武器もあれば相手も無視するわけにはいきません。
「このままだと他の銀行にいってしまうかも・・・」
と本気で思わせることが重要です。
銀行側も返済してくれているお客さんを手放すわけにはいかないので、高い金利でローンを組んでいる場合には金利を下げてもらえる可能性が高いです。
ちなみに、銀行側も金利の引き下げには限界があるので、あまりむちゃな要求をすると交渉が決裂してしまいます。
手数料など払わずに金利が下がるんですから、欲張りはせずに少しでも下がれば儲けものと思っていきましょう。
また、言うまでもないですが「金利を下げてもらって当然」という態度ではいけません。あくまで「借り換えの相談」をしているだけなのですから。
金利を下げてくれない場合はそのまま借り換えてしまうと言うのも手ですが、借り換えはそこそこ面倒なのでなるべく金利を下げてもらうように頑張りましょう。
具体的な流れ
具体的に流れをおさらいしましょう。
例えば、A銀行で35年固定で2.7%の金利で返済中の人がいます。頑張って返済を続けてきて残りは20年です。
マイナス金利で話題になっているので2016年4月にB銀行の審査を受けて20年固定の金利1%の審査結果を受けました。
このまま借り換えれば金利が一気に1.7%も下がります。マイナス金利時代の今ならこれが普通です。
でも、手数料で数十万円が必要ですし手続きも色々面倒です。
そんなわけで、B銀行の審査結果を持ってA銀行へ行って交渉です。
交渉と言っても堅苦しいものではなく、住宅ローンの相談会などへ行けば大丈夫です。
あとは「今の金利のままなら借り換えを検討している。他の銀行の審査を済ませてあるが極力この銀行のままとしたいので相談にきた。」というのを伝えるだけです。
さて、交渉する時はどのくらいの値下げを狙えば良いのでしょうか。
一番ベストなのはA銀行が1%にしてくれることなのですが、A銀行は1%にしてくれることはありません。
B銀行が1%を実現できるのは、借り換え手数料が儲けられるのでその分だけ金利を下げられるからです。
でも、A銀行は借り換えではないので手数料はありません。これではA銀行では赤字になってしまうので、さすがに1%まで下げるのは難しいです。
最終的に1.3%とか1.5%くらいを提示されることになると思います。
ちょっと損した気分にはなりますが、それでも今はA銀行から2.7%で借りていてそれが来月から1.3%になるなら相当お得ですよね。
実際に会社の同僚もこの方法で金利引き下げに成功したそうです(彼の場合は3つも事前審査して交渉したらしいですが)。
借り換えの審査は無料でできるので、やらない手はありません。
金利の低い銀行で審査を受けて交渉を有利に進める
さて、早速借り換えの審査を申し込みたいところですが、どこの銀行へ審査を出すのが良いのでしょうか。
当たり前ですが、今の銀行よりも低い銀行の審査結果を持っていないと交渉できません。
また、できるだけ金利の低い銀行の事前審査を受けて強力な武器を持っていきたいです。
ここではオススメの銀行を2つ紹介します。
この2つの銀行の事前審査を持っていけば無敵でしょう。
住信SBIネット銀行
まずは住信SBIネット銀行です。
借り換えの場合の金利は変動が0.497%、10年固定で0.600%、20年固定で0.960%といずれも最低レベルです。
また、この銀行は無料で全疾病補償の団体信用生命保険がついてきます。普通の銀行だと死亡の時だけローンがチャラになりますが、住信SBIネット銀行の場合は死亡はもちろん病気にかかって働けなくなった時にローンがチャラになります。
どんな病気で合っても補償されるのが素晴らしいところです。
これは他の銀行だと金利0.3%~0.4%を追加で契約になります。
つまり、金利交渉する時には「住信SBIネット銀行だとどんな病気の補償も無料なので迷ってます」と言ってアピールできます。
もちろん本当に借り換えしてしまっても良い銀行です。
ネットで簡単に事前審査できるのでとりあえず審査結果だけゲットしちゃいましょう。
借り換えでどのくらいお得になるのか計算したい人
さて、実際に借り換えた時にどのくらいお得になるのかは是非知りたいですよね?でも、どのくらいお得なのかを計算するのは面倒だと思います。
そんな面倒な計算を代わりにやってくれるサービスがあります。
それが「モゲチェック」です。
必要な情報を入力すると、全国120銀行のローンの中から、最もお得なローンの借り換えを教えてくれるサービスです。
銀行への申し込みや交渉も代わりにやってもらうこともできます。
ネットで簡単にWEB診断することができるので、まずはどのくらいお得になるのか「モゲチェック」を試してみましょう。
まとめ
それではまとめです。
- 住宅ローンを借り換えなくても金利を下げる方法がある
- 最初に借り換えの審査を受けて審査結果を手に入れる
- 審査結果を持って今使っている銀行へ行く
- 金利引き下げのお願いをする
- 借り換えにおすすめなのは「住信SBIネット銀行」
既に住宅ローンを組んでいる人は借り換えもお得ですが、借り換えを利用して今の金利を下げるという手も考えてみてください。
コツコツ節約するのに比べて一気にお得になりますよ。