借金という言葉にどんなイメージがありますか?
普通の人は住宅ローンとか自動車ローン、あるいは借金で貧乏暮しとかでしょうか。テレビなどで消費者金融の宣伝をよくやってるな~というイメージもありそうです。
イメージはそれぞれですが、住宅ローン以外で大きな借金を抱えている人はあまりいないと思います。というか、金利の低い住宅ローンならともかく、それ以外のローンだと返済も大変なのです。
お金自体も大変ですし、常に借金があるというストレスもかかっています。
僕の場合はなんとか270万円を返済することができましたが、それでもかなりのダメージを受けていたと思います。
この記事では、どうやって完済まで安定して生きられるのかをまとめます。
目次
最初のストレスは相当なもの
借金を抱えて嬉しい人はあんまりいないですよね。
会社経営者が銀行から融資をゲット!なんてのとは違ってただの個人の借金ですからね。
しかも住宅ローンとかじゃなくて株とFXで負けて借金って・・・人として最低レベルでしょう。他人のこととやかく言えない状況。
そんなことは自分でも分かっているので、言うまでもなくテンションは最低レベルになります。
自分の場合はこれまでに大金を失った経験が何度もあるのである程度のショック耐性はあると思うのですが、それでも余裕綽々で過ごすのは無理です。
夕方のニュースとかで「消費者金融で200万円の借金があって貧困に・・・」なんて特集がたまにやってますが、まさにコレですよ。本当にあんな感じです。
最初の三日間は本当にキツかったです・・・。
なので、ストレスで心がやられてしまわないように対策をすることが大切です。
お金を使うイベントを避ける
そんな絶望のどん底でも生きていくためには仕事をしなければなりません。
次第に少し冷静になってどうやって返済していくかを考えるのですが、何も考えずに生きていると意外とお金を使うことって多いです。借金を抱えているとお金を使うことに対してもストレスを感じます。
注意しなければならないのは、自分でコントロールし難い支出です。自分の気が進まないのにお金が消えていくので物凄いストレスがかかります。
特にサラリーマンにとって会社の飲み会は数時間で数千円が消える凶悪イベント。
しかも、テンションが低い自分を見て気を使ってくれているのか何故か飲みに誘われることが増えるのですが、逆にそのせいでさらに苦しむと言う悲劇です。
テンションが低い→飲みに誘われる→断ると理由を聞かれる→借金のことを思い出す→精神ダメージを受ける→テンションが低い→・・・(繰り返し)
という死の螺旋に陥ります。
ともかくイベントの数を減らして死の螺旋を断ち切るためにはお金がないってことにするしかありません(実際はむしろマイナスだけど)。
結局「お小遣いが減額されて苦しい」とか悲しい嘘を言ってやり過ごすことになるのですが、これが一番誰も傷つけない言い訳かなと思います。
理由は何でも良いのですが、極力お金を使うイベントを回避できるように心掛けていく必要があります。特にサラリーマンのみなさんは十分に注意が必要です。
落ち込まないように心掛ける
さて、テンションは最低レベルなので何もやる気が起きません。
そんな調子なのでどうしても借金のことを考えてしまいますが、この状況で一人で借金について考えると危険です。
もう何もしたくないけど借金は返さないといけない・・・実際ほとんど積んでるので考え始めると気分が落ちていく一方です。
なんでもいいから元気を出さないといけない、闘志を絶やさないようにしないといけない。
そう、そこで松岡修三さんですよ。
というわけで話題のこれを買いました。
こんなのに1000円も払っちゃってもったいない!!
って普通の人は思うかもしれませんが、数百万借金してる時点で普通じゃないんですよ。もう常識とか通じないレベルなの。
とにかく精神的にやられないようにするのが大事なので気分を高める必要があります。ほとんど根性論みたいなものなのですが、これでも効果があるくらい深刻な状態なのです。
これが1000円かそこらなんですから安いものです(?)。
これはカレンダーではないので何時買ってもすぐに使えるのもポイントですね。
・・・とは言え、何時でも誰にでも効果があるわけではありませんし、気分の問題なので実際効果があったかも分かりません。
まぁ方法は何でも良いのでとにかく元気を出すことが大切なんです。とにかく頑張るキッカケを見つけましょう。
自分の場合は毎日修造さんを見ながら頑張ってました。
返済が進んでもストレスは避けられないのが事実
過去の記事を見てもらうと分かりますが、僕の場合は返済が順調に進みました。
このため、借金があるとは言え心理的な負担はそれほどなかったのでは・・・なんて思う人もいるかもしれません。確かに借金が全然減らないケースもあるのでそれに比べると気楽でしょう。
しかし、当たり前ですが返済が進んでも別に解放されるわけではないので辛いものは辛いです。借金というのは常に金利も発生するのでジワリジワリとくるんですよね。
しかも住宅ローンの何倍もの金利です。早く返済しないと大変なことになってしまいます。住宅ローンって本当に恵まれてますよね。
さらに自分の場合はこっそりと完済することを目標にしていたので、返済の原資は自分のお小遣いです。つまりお小遣いが途絶えたらその時点で終了。
普段サラリーマンでは味わうことのできない自転車操業の悩みを味わうことができました。
普通に暮らしていると来月の心配ってあんまりないじゃないですか。でも借金があると常に不安なんです。
今はいいけど来月積むかもしれないないなぁ・・・っていう漠然とした不安が常にあります。
本当は人生ってそんなものなんだと思いますが、サラリーマンだと明日は必ず来ると勘違いしちゃうんですよね。これは怖いなぁと思います。
誰かに話すのが一番のストレス解消
不安がいっぱいの状態で過ごすと言うのは精神衛生上よろしくないので、誰かに話したりしてストレスを軽減したいところです。本当は家族に全部話すのが良いと思います。今回で言えば妻ですね。
でも、2000万円失った上に借金も270万円抱えてますなんて言えませんよね普通。
しかし、1人で抱えるには重い問題です。
誰かに言いたい・・・けど言えない。
そこでこのブログを始めたのです。
ネットの世界の話なので別に面と向かって誰かに話したわけではありませんが、過去を振り返りながら文章を書いたり現状を書き綴ることでかなりストレスを軽減できました。
つまり、このブログは精神安定剤のようなものだったんですね。
借金を抱えてしまったけど誰にも言えない・・・という人はブログを使ってみるというのもありだと思います。吐き出すのは効果ありです。
もちろん家族などに言えればそれが一番良いと思いますが、勇気がない人は他の手段で上手くストレスをコントロールしましょう。
借金問題の無料相談を使う
誰かに話すというのはかなりのストレス解消になるのですが、人によって事情は色々あるはずです。
家族には言えないし、ブログはちょっと面倒だなぁ・・・って人は、借金問題の無料相談を使ってみるのが良いと思います。世の中には特に借金問題に特化した法律事務所もあります。
「ジャパンネット法務事務所」もその一つで、無料相談も受け付けています。
一人で抱えても借金は減りませんし、精神的にも辛いです。せめて精神面は吐き出すことで安定するので相談してみましょう。上手くいけば借金自体もどうにかなるかもしれませんしね。
とにかく誰かに話してみることです。
無料相談レベルでも話を聞いてもらうだけで気分も少し楽になります。冷静に事実を受け止めて次の行動へも繋がります。
まとめ
それではまとめです。
- 借金のストレスは尋常ではないので心を守ろう
- お金を使うイベントを極力避けよう
- 何でも良いので元気を出そう
- 明日は必ず来るとは限らない
- 誰かに話したりブログを書いてストレス解消
- 「無料相談」も利用価値はある
借金は辛いものです。
正面から対峙しても心や体がやられてしまうこともあるので、上手くストレスをコントロールしながら返済を頑張っていきましょう。