最近はクレジットカードを使って節約する方法がよく語られるようになりました。
公共料金から日々の買い物までクレジットカードを使うことで色々お得になります。
不正利用や盗難の保険がついているので現金を持ち歩くよりも安心だったりもするので、利用する側からすればとても便利ですよね。
一方で、ちょっと買いすぎて分割で支払っている・・・なんてケースも多々あるようです。
そんな人にオススメしたいのがボーナス払いを活用することです。
クレジットカードの支払方法
クレジットカードは色々な支払方法があります。
支払方法によって金利手数料がかかったりするので、一番お得な払い方をするのがベストと言えます。
カードによって少しずつ異なりますが、大抵下記の仕組みです。
- 1回払い:締切日の翌月に一括で支払う方法。手数料はかからない。
- 2回払い:締切日の翌月と翌々月に2回で支払う方法。手数料はかからない。
- 分割払い:3~36回の分割で支払う方法。手数料が発生する。
- リボ払い:利用額に関わらず毎月一定額を分割で支払方法。手数料が発生する。
- ボーナス払い:夏または冬のボーナス時に支払方法。手数料はかからない。
実際の締切日や支払日はカードによって違いますが、基本的にこれらの支払方法の中から利用時に選択することになります。
また、最近だと支払う前に苦しくなった時のために後から支払方法を変更することもできます。もちろんそんな事態にならないように使うべきですが・・・。
基本的には1回払いにするのがオススメ
支払方法を考える時は、払うタイミングと手数料を見ることになります。
このため、クレジットカードを使う人のほとんどは1回払いを使っているようです。
僕も基本的には1回払いを使っています。
やはり1回で払ってしまった方が安心ですし使いすぎることもありませんからね。まぁそんなに分割するほどの大金を支払っていないということもあるのですが・・・。
リボ払いは使ってはいけない
一方で、最近はリボ払いを使う人も増えているそうです。
確かにリボ払いにすると毎月の支払は一定の金額になるので負担は減るように感じますが、実際には金利手数料もかかりますしどんどん借金が溜まってしまいます。
しかも、この金利手数料は住宅ローンやカードローンなどの借金に比べて遥かに高いんです。ようするにとんでもなく損するってことです。
特に危険なのが、キャンペーンなどに釣られてよく分からずにリボ払いを設定してしまうことです。キャンペーンに参加したらすぐに設定を解除するなどの対策が必要です。
リボ払いの恐ろしさは下記の記事を参考にしてください。
【参考】>>クレジットカードでリボ払いするくらいならカードローンを使え!
リボ払いでないと買えないのならボーナス払いにすべき
それでも、分割払いでも良いから買いたいものがあるという場合もあるかもしれません。
そういう場合はリボ払いを使うしかないの・・・?
というと、そんなことはありません。
そんな時こそボーナス払いを使いましょう。
ボーナス払いというのは、その名の通りボーナスのタイミングで支払いをするという方法です。例えば、1月に10万円をカード払いした場合は6月や7月に10万円を支払うというイメージです。
仮に10万円をリボ払いで2万円ずつ支払う方法もありますが、これは毎月2万円を貯めておいて半年後にまとめて払うのと同じことですよね?
それでいて、リボ払いと違って手数料がありません。
やってることはリボ払いと似たようなものですが、手数料がかからない分だけお得というわけです。
大きな買い物をする時に1回で払えないのであれば、まずはボーナス払いを考えるべきです。
ボーナス払いのメリットとデメリット
それではボーナス払いのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット1.手数料がかからない
まずは金利手数料がかからないということです。
ボーナス払いはすぐにお金を払うわけではないのに手数料は無料で支払いが猶予されます。
大きな買い物をした時に、来月すぐにお金を用意しなくても良いと言うのは大きなメリットです。
これが手数料がかからないと言うのですから、使わないのは損ですよね。
半端に3回とか4回とかで分割払いするくらいなら、手数料がかからないボーナス払いにすきべです。
メリット2.支払時期を最大8か月延ばせる
2つ目のメリットは、支払時期を最大で8か月も延ばせるということです。
カードによって異なりますが、例えば11月の買い物を7月のボーナス払いで払う・・・なんてことができます。
ようするになんのデメリットもなしに支払いを半年以上も先にできるってことなんです。
逆に言えば、手元に現金を置いておくことができるということですよね。例えば、現金を貯金しておけばわずかですが利息がつきますし、何か緊急でお金が必要な時も対応することができます。
これを応用した裏技もあるのですが、これは後で説明します。
デメリット1.ボーナス払いを受け付けてないお店がある
もちろんデメリットもあります。
最も困るのは、そもそもボーナス払いを受け付けていないお店があることです。
買い物金額が少な目のお店では使えないことが多いですね。例えば、コンビニやスーパーではボーナス払いはあんまり対応していません。
ただ、基本的には1回払いすべきなので、コンビニでおにぎりを買ってボーナス払いが必要かと言うと、素直に1回払いすべきだと思います。
ボーナスがない人はどうなるの?
ところで、そもそもボーナスがない人はどうなるのでしょうか?
安心してください。
ボーナス払いというのは別にボーナスがある人に向けたサービスではなく、誰でも使えるサービスです。
例えば主婦や学生でもボーナス払いを使うことはできますし、アルバイトの人でも大丈夫です。
単純に、支払のタイミングでボーナスと同じで夏と冬であるということからボーナス払いという名前になっているだけなのです。
一回のボーナスで払えない時はボーナス払いとリボ払いを併用して利息を減らそう
最後に、ボーナス払いを使った分割払いの手数料を削減の方法を紹介しましょう。
ボーナス払いは便利なのですが、それでも数か月先には全部支払う必要があります。「それでは全部払いきれないからリボ払いにしている」という人もいるかもしれません。
そういう場合でも、ボーナス払いを活用することで手数料を抑えることができるんです。
どういうことでしょうか。
買い物をした時に、最初からリボ払いを選んだ場合は、翌月から手数料が発生します。
しかし、ここでボーナス払いを選択するんです。
でもそれだと払えないからリボ払いにしてますよね?
なので、ボーナス払いの支払時期が近付いたらリボ払いに変更しましょう。
そうすると、変更した月からリボ払いが始まるので、手数料はその月から発生します。
例えば・・・1月の買い物をリボ払いした場合は、2月から手数料が発生します。
これをボーナス払いにすると、通常は7月に支払いになります。このため、6月にリボ払いに変更します。
そうすると、支払は翌月の7月からリボ払いになるので、7月から手数料が発生して分割払いが始まるのです。
2月から6月の手数料は払わなくて済むというわけですね。リボ払いの手数料はとても高いので、これがなくなると大きな節約になります。
ただし、この技が使えるカードは限られています。
例えば楽天カードはこの技を使うことができるので、普段からリボ払いや分割払いを使っている人は楽天カードに乗り換えてこの技を使って手数料を抑えるのが良いでしょう。年会費も無料なので作っておいて損はありません。
まとめ
それではまとめです。
- クレジットカードのリボ払いは使ってはけない
- リボ払いするならボーナス払いで対応しよう
- ボーナス払いは金利手数料が無料
- ボーナスがない人もボーナス払いは使える
- ボーナス払いとリボ払いを併用すると最大8か月の手数料が削減できる
クレジットカードは上手に使えば本当にお得な仕組みです。よく分からずに利用して損することのないようにしましょう。