みなさん「ふるさと納税」やってますか?
ふるさと納税も、もはや節約方法の常識と化しつつありますね。
さて、昨年ふるさと納税をした人は確定申告をしていると思いますが、実際に税金が控除されているのか確認していますか?
もしかするとちゃんと控除されていないかもしれないので、しっかりとチェックしましょう。
ふるさと納税をしたら確定申告か特例申請書が必要
まずはおさらいです。
そもそも、ふるさと納税という仕組みは税金を別の自治体に支払うと言うものです。そのついでに、納税先の自治体からお礼に返礼品のプレゼントがもらえるということなんですね。
あくまで税金を納めるというのがベースにあります。
で、プレゼントは置いておいて税金を納めるという観点でいくと、自分の住んでいる自治体へ払っている税金を他の自治体へ移動するということになります。
まずはふるさと納税として税金を納めることになりますが、これはネット通信のように簡単にできます。好きな自治体へ納税して返礼品をゲット!ってよく宣伝されているやつですね。楽天とかふるなびとか色々なふるさと納税サイトがあります。
問題はその後で、自分の自治体へ納める税金を減らしてもらう必要があるのです。このための手続きが確定申告であり、ワンストップ特例制度です。
確定申告をするか、特例申請書を提出するかをしないと二重に税金を取られてしまうんです。
この手続きをしておくと、翌年の住民税が安くなるってことですね(自分の自治体へ納める税金が控減額される)。先にふるさと納税として税金を払っているからです。
毎年6月になると住民税が確定するので住民税税額通知書が届きます。これを見ると、ふるさと納税をした分がちゃんと安くなっているかが分かるのです。
正しく申請できたかは住民税税額通知書で確認できる
ということで、さっそく住民税税額通知書を見てチェックしましょう。
住民税税額通知書はこんな感じの欄があります。ふるさと納税した分のお金はここに記載されています。ちなみに、白いところにはそれぞれの金額が記載されてます。

この画像の赤枠の部分、税額控除額という行が2つあります。
この税額控除額に書いてある金額が、ふるさと納税した分の税金です。もともとの税金からこの金額が割り引かれて徴収されるってことです。
実際にはふるさと納税以外の寄付金の控除や住宅ローン減税の控除などがある場合もここに記載されるので、人によってはふるさと納税の金額以外も含まれています。
まぁ細かい金額は置いておいて、明らかに桁が少ないとかでなければちゃんと手続きできているというのが分かります。
寄付より多くもどってきた?!
僕の場合はと言うと、2つの合計で27642円でした。
昨年は3万円の寄付をしているので、だいたい合ってる感じなんですかね。
30000円を寄付しているので、自腹分が2358円ってとこでしょうか。
ところが・・・
実は2月に確定申告をした時に2761円の還付を受けています。これはブログの記事にも書いた通りです。
ということは合計すると・・・
27642+2761=30403円?!
あれ?
3万円寄付したのにそれよりも多く戻ってきちゃってる??
プレゼントはもらえるしお金はもらえるし、ふるさと納税は凄い制度ですね。
・・・とは言っても、先ほど書いた通り税額控除額にはふるさと納税以外の控除も含まれているので、合っているのだと思います。
他に何があったのかピンときませんが・・・。
来年のふるさと納税を考えよう!
ということで、無事に税金が減ってました。
あとは今年のふるさと納税をどうするかですよね。
最近ではふるさと納税も有名になってきたのでテレビや雑誌やネットなど色々な媒体でオススメの自治体が紹介されてます。
その中から自分に合ったお礼の品を見つけると言うことになりますが・・・。
自分の場合はそうした情報を集めて下記の記事にまとめていますので、他の人がどう考えているのかを知りたい方は参考にしてください。
まとめ
それではまとめです。
- ふるさと納税をしたら確定申告か特例申請書が必要
- 申請の結果は住民税税額通知書で確認しよう
- 税額控除額は他の控除もまとめて記載されている
ふるさと納税はお礼のプレゼントに目が行きがちですが、ちゃんと手続きをしてお金が控除されているかまでしっかりと確認することが重要だと思います。
寄付した分が戻ってきたことを確認するまでは完了ではないので注意しましょう。