これまでに何度も紹介している格安スマホ(格安SIM)。
さすがにそろそろ料金の安さは浸透してきているのではないでしょうか。
数字として安いというのは分かってきましたが、実際に利用している人がどのくらいのお金を払っているのかというのも気になるところですよね。
例えば、電話はかけ放題ではないので、電話料金が意外とかかっていたりするかもしれませんし・・・。
そんな疑問に答えてくれる調査結果がありました。
大手スマホ(ドコモ、au、ソフトバンク)の料金
調査結果の前に、まずは料金を確認しましょう。
まずは大手スマホ(ドコモ、au、ソフトバンク)の料金からです。3社の料金はほとんど同じなので、ここでは代表としてドコモの料金を見てみます。
まずは1人で使う場合です。
- 電話(カケホーダイ) :2700円
- データSパック(2GB):3500円
- SPモード :300円
合計で6500円となります。
続いて家族4人で使う場合の1人あたりの金額は・・・
- 電話(カケホーダイ) :2700円×4人分
- シェアパック10(10GB):9500円
- シェアオプション :500円×3人分
- SPモード :300円×4人分
合計で23000円となります。家族で使うと1人あたり5750円です。
ここから割引キャンペーン等で安くなったりするので実際の利用料金は人によって異なってくると思います。
大手でもMNPやキャンペーンを組み合わせて安くスマホを使える場合もあることは事実です(それを転売して稼いでいる人もいるくらいなので)。
ただ、大抵の人は上記の金額くらいになるでしょう。
格安スマホ(格安SIM)の料金
例えば、僕も利用しているDMMモバイルで見ていきましょう。
通信データ量は大手に合わせて2GBのケースでいってみます。
- データSIMプラン(2GB):770円
- 通話SIMプラン(2GB) :1470円
電話ができないのは困るので通話SIMプランを選択するとして、1人あたり1470円です。先ほどの大手3社よりも5000円くらい安いですね。
ここまで差があると多少割引があっても差はうまりません。
ただし、格安スマホは通話し放題ではないので、これに合わせて通話料金がかかります。従って、実際の利用料金はこれよりも高くなる人が大半でしょう。
それでは、実際の利用料金を見ていきます。
実際の利用料金
それでは実際にはどのくらいの利用料がかかっているのでしょうか。
(株) MM総研では「スマートフォン契約数および端末別の月額利用料金・通信量(2015年3月)」という調査レポートを発表しました。
この調査結果によると、ケータイやスマホの月額利用料金の平均値は下記の通りです。
種類 | 月額利用料金 |
ガラケー | 2,739円 |
大手スマホ | 6,342円 |
格安スマホ (通話付き) | 3,379円 |
格安スマホ (通話なし) | 1,199円 |
結果を見てみると、大手スマホは6342円と高さが目立ちますね。そしてガラケーはやはり安いです。
そして注目の格安スマホは通話付きで3379円、通話なしで1199円です。
大手スマホと比較する時は通話付きになるので、半額ということになりますね。
家族4人だと毎月12000円の節約、1年で144000円の節約!
14万ともなると少し贅沢な旅行に行けるレベルです。
乗り換えの手続きが面倒だから毎年の旅行を諦めるか、一度の手間で毎年の旅行を手に入れるか、そんな選択になりそうです。
まぁお金よりも時間が大切という考え方もあるので、面倒だからそのままというのもアリだとは思います。
まとめ
ということで、「格安スマホの実際の月額平均利用料金は大手の半額だった!」でした。
それではまとめです。
- 月額利用料金の調査結果によると大手スマホは6342円
- ガラケーは2739円
- 格安スマホは通話付きで3379円
- 格安スマホに乗り換えると利用料金は半額になる
理論的に安いと分かっていても、実際のイメージはし難いものですが、実際の利用料金がでてくると実感が沸いてきますよね。
そろそろ格安スマホに乗り換えるタイミングなのかもしれません。