まもなくサラリーマンのみなさん待望のボーナスの季節ですね。
最近はわりかと景気の良い話も出てきたので、ボーナスが上がるという人も少しずつ増えてきたのではないでしょうか。
ボーナスが増えるとバーンと使いたくなりますが、そんな余裕のある家庭は限られていると思います。
そんなわけで、2015年夏のボーナスをお得に活用する方法をまとめてみました。
ボーナスの使い道のトップは貯金すること
そもそも、みなさんボーナスをどのように使っているのでしょうか。
参考として「冬のボーナス2014 ボーナスの使い道と平均消費金額」から見てみます。
一番割合が多かったのが「貯金」で68.3%の人が回答していますね。
続いて「商品・サービスを購入する」64.5%、ローン返済35.9%、国内旅行33.4%となっています。
やはり貯金が根強い人気ということですね(人気と言う言い方はアレですか)。
ようするにみなさんお金をなるべく貯めたいし、増やしたいってことなのだと思います。
というわけで、増やす方法を中心に考えていきましょう。
・・・と言うと、FXで一発当てるとかになってしまいがちなので、堅実にリスクの低いものをチョイスすることにします。マイナーな金融機関に預けるのも除外します(そのために口座開設するのも面倒ですし)。
銀行の預金キャンペーンで定期預金する
ボーナスと言えばキャンペーンです。
5月末くらいから次々とキャンペーンが発表されますよね。
基本的な仕組みとしては、この時期にしか契約できないお得な定期預金である場合が多いですね。
金額や金利は銀行によって違いますが、普通の定期預金よりもお得なのが特徴です。
ただ、最低預金額が決まっているキャンペーンもあるので、誰でも使えるとは限りません。内容をよく読むことが重要ですね。
発表され次第順次記載していきますね。
銀行の預金キャンペーンの一覧
楽天銀行:2015年夏のボーナス 円定期預金特別金利
楽天のキャンペーンの概要は下記の通りです。
- キャンペーン期間:2015年5月20日から2015年7月31日
- 預入金額:1000円以上(1円単位)
- 預入期間:1年、3年
- 金利(1年):0.25%
- 金利(3年):0.30%
金利を見ると、普段の楽天銀行の定期預金と比較して2倍から3倍くらいのキャンペーンとなっています。
しかし、ボーナスのキャンペーンとしてはそれほどお得な金利ではありませんので、他の銀行の情報が出そろうまでは様子見が無難です。
ただ、楽天銀行は色々なキャンペーンを定期的に実施しているので、銀行口座自体は開設して損はありません。お得なキャンペーンが開催されても口座がなければ預金できないですからね。
今なら口座開設するだけで500ポイント(500円)もらえるキャンペーンもやっていますので、この機会に口座開設しておきましょう。、楽天銀行の口座開設はインターネットですぐに申込みできます。
必要に応じて公式ページもご覧ください。
みずほ銀行:2015年夏のウルトラキャンペーン
みずほ銀行のキャンペーンはいくつかの特典があり、それぞれ下記の通りです。
キャンペーン期間:2015年6月1日~2015年8月31日
前提条件:対象店舗での申込限定
特典1:年率1.00%の3か月定期預金
- 預入金額:1,000万円以上
- 預入期間:3ヶ月
- 預入条件:2015年5月1日以降にみずほ銀行に入金したお金に限る
- 適用金利:1.00%(年利)
- その他:一旦出金した資金を入金した場合や、家族間の振替は対象外
特典2:口座開設で現金500円プレゼント
- 対象取引:みずほ銀行で普通預金口座を開設し、みずほダイレクトを契約しログインする
- 特典内容:みずほダイレクト代表利用口座残高が2015年8月31日時点で5000円以上ある方全員に、現金500円をプレゼント
- その他:口座開設店舗以外で既にみずほ銀行口座を所有している場合は対象外
特典3:抽選で阪神戦チケットやグッズのプレゼント
- 特典1を受けた方に抽選で阪神戦のチケットやグッズをプレゼント
まず注目すべきは特典1の金利1%です。
この低金利のご時世に1%はなかなかお目にかかれません。1000万円という大金を預けなければならないためハードルは高いですが、お得なのは間違いないです。
特典2はまだみずほ銀行の口座を持っていない方向けですね。
みずほ銀行はメガバンクなので多くの方が既に口座を持っている可能性が高いですが、まだの人は今回のタイミングで開設してもよさそうです。
どちらもお得なキャンペーンであることに間違いはないのですが、関西地区限定であり対象者も限られるのが残念なところですね。
楽天銀行:5周年企画 円定期預金 スーパー特別金利キャンペーン
楽天のキャンペーンがもう1つきました。概要は下記の通りです。
- キャンペーン期間:2015年6月1日から2015年6月15日
- 預入金額:1000円以上(1円単位)
- 預入期間:3か月
- 金利(1年):0.5%
金利を見ると分かる通り、0.5%というのはかなり高金利です。
預入金額も1000円からと少額なので誰でも使えますし、変な条件もないので確実にお金が増えます。こうしたキャンペーンは最低金額が50万円だったり100万円だったりするので庶民には辛いんですよね。
3か月という短さが残念なところですが、このキャンペーンは相当オススメと言えます。
今なら口座開設するだけで500ポイント(500円)もらえるキャンペーンもやっていますので、この機会に口座開設しておきましょう。、楽天銀行の口座開設はインターネットですぐに申込みできます。
必要に応じて公式ページもご覧ください。
個人向け国債のキャンペーンを活用する
低リスクという観点では、銀行預金の他に個人向け国債を買うという選択肢もありますね。
個人向け国債とは
個人向け国債は、個人が買いやすい形になっている債券です。
1万円から買える他、銀行や証券会社で簡単に買うことができ、半年に1回利息を受け取ることができる仕組みです。
2015年5月現在では、期間や金利の仕組みに応じて3種類あります。
まずは満期が10年で金利が半年ごとに見直される「変動10年」。残りは満期が5年と3年で、満期まで金利が変わらない「固定5年」「固定3年」です。
毎月募集が行われていて、金利も毎月発表されます。
ちなみに5月の個人向け国債の金利は下記の通りです。
- 固定3年:0.05%
- 固定5年:0.08%
- 変動10年:0.28%
変動10年はなかなかの金利となっていますね。現在は金利が最低レベルであることを考えると、今後上がるのを期待して変動を買っておくのもよさそうですね。
詳細は財務省の公式ページもご覧ください。
定期預金とどちらが良いの?
まずはみなさんが気になる安全性でいきましょうか。
定期預金は絶対に元本割れが無いので、貯蓄ですよね。
個人向け国債は国が破たんすれば元本割れしますので投資という位置づけです。
ただし、銀行よりも国家のほうが格付けが高いので、国債のほうが安全と評価できます。歴史的に見ると、10数年前に多くの銀行は倒産しそうになり、国が助けています。
この辺りが安全性という部分ですね。どちらが絶対安心というのはありませんが、個人的には銀行よりは国の方が安全であると思っています。実際に倒産した銀行もありますからね。
続いてインフレについて考えておく必要があります。
ご存知の通り、アベノミクスで2%のインフレを目標にしていますね。仮に達成した場合を考えると、銀行の定期預金は金利が一定なのでインフレには弱いです。
一方、個人向け国債は半年ごとに金利が見直されるため、インフレすればするほど利息も増えます。
インフレという観点で言えば圧倒的に10年物国債が有利です。
個人向け国債のキャンペーン一覧
個人向け国債は、購入金額に応じてキャッシュバックされるキャンペーンを行っている銀行や証券会社が多いです。
どこで買っても同じものなので、なるべくキャンペーンの時に買いましょう。
SBI証券:個人向け国債キャンペーン(5月)
購入金額に応じて現金キャッシュバックがあります。
- 50万円以上100万円未満 → 1000円キャッシュバック
- 100万円以上200万円未満 → 2000円キャッシュバック
- 200万円以上300万円未満 → 3000円キャッシュバック
- 以降100万円買うごとに+2000円キャッシュバック
詳細は公式ページをご覧ください。
SBI証券のキャンペーンはキャッシュバックが多いわけではないのですが、50万円からもらえるのが特徴ですね。
ボーナスとは言えなかなか100万円も200万円も預けることはできないと思うので、庶民にはSBI証券がオススメです。
大和証券:ダイワで5月の個人向け国債キャンペーン
購入金額に応じて現金キャッシュバックがあります。
- 100万円以上200万円未満 → 3000円キャッシュバック
- 200万円以上300万円未満 → 6000円キャッシュバック
- 300万円以上400万円未満 → 9000円キャッシュバック
- 400万円以上500万円未満 → 12000円キャッシュバック
- 500万円以上もキャッシュバック額が増額していきます。現金以外にポイントももらえます。
詳細は公式ページをご覧ください。
大和証券はキャッシュバック金額が多めです。お金があるのであれば大量のキャッシュバックを受けることができます。
キャンペーンは順番に発表されていくので随時チェック!
ということで、定期預金と個人向け国債について紹介しました。
5月末から7月にかけて色々な銀行で色々なキャンペーンが始まります。
自分が対象のものもあれば、対象外のものもあると思いますが、じっくり吟味して一番お得な選択をするようにしたいですね。
このページも適宜更新していきますのでチェックしてみてください。