ケータイやスマホを子供に持たせることはメリットもデメリットもありますが、やはり緊急時の連絡手段や行動の観察などの安全面は気になるところですよね。
特に小さいお子さんがいる家庭は色々心配・・・。
なんていう声に対して「みまもりケータイ」なんてのがありましたが、来月からNTTドコモがこうしたニーズに答えるためのサービスである「ドコッチサービス」をはじめるようです。
端末の価格や利用料金、メリットデメリットをまとめてみました。
目次
ドコッチサービスとは?
ドコッチサービスとは、腕時計型の「ドコッチ」を子供が装着することで、子供の様子や周囲の温度・湿度を、スマホやパソコンからいつでも確認できるサービスです。
ようするに、陰ながら子供を見守ることができるサービスというわけです。
4月4日からサービスがはじまる予定です。
【公式サイト】ドコッチポータルサイト
主な機能と特徴は下記の通りです。
状態モニター
まずは状態モニター。
子供が装着する「ドコッチ」にはセンサーが内蔵されていて、「元気に運動中」「活動中」「安静状態」「非装着」という状態や周囲の温度・湿度を測定します。
この測定内容を、スマホやパソコンからモニタリングすることができるのです。これで子供が外で遊んでいる時もお父さんお母さんは安心ですね。
GPS
続いてGPS。
これは普通のスマホにも搭載されていますが、これを使うことで子供の居場所が分かります。ドコモだと「イマドコサーチ」というサービスで昔からありますね。
ショートメッセージ
いわゆるSMSです。
とは言え、子供がつけるものですし腕時計型端末なので文字入力は大変です。事前にメッセージを登録しておき、それを選んで送信するような仕組みになっています。
SOSボタン
安全のための機能としてSOSボタンも用意されています。これを使うと登録されたメールアドレスに緊急お知らせが送信されるようです。
困った時にはこのSOSボタンやSMSを使うイメージですかね。
みまもりアラート
最後がみまもりアラートです。
この機能は、Bluetoothでつながっているスマホとドコッチが一定距離離れるとお知らせが届く仕組みです。
どこかに出かけた時に子供が遠くにいってしまいそうになった時に気付けるということですね。
腕時計型端末ドコッチ01
ドコッチサービスを利用するためには、対応する端末が必要です。
サービスの開始に合わせて「ドコッチ01」という端末が発売します。
こんな感じで腕時計型の端末です。
腕時計型の端末と言えばApple Watchが思い浮かびますが、ドコッチは明確に防犯用に特化した端末となっています。
子供が使うおもちゃの時計みたいな雰囲気ですが、この中にセンサーなど色々な機能がつまっているというわけですね。
端末価格と月額料金
それではお値段の方はどうなのでしょうか。
まずは端末価格です。ドコモオンラインショップの価格になります。
- 新規契約:8424円
- 機種変更:13608円
新規契約の方がだいぶ安いですが、これは普通のケータイでも同じなのであまり違和感はありません。機能が絞られているせいかあまり高くはないですね。
続いて月々の料金です。
ドコッチサービス自体の料金は280円です。
これとは別に通信料もかかります(下表)。
プラン名 | 月々の料金(税抜) |
デバイスプラス500 | 500円 |
定額データプラン 128Kバリュー |
1505円 |
定額データプラン スタンダード2 バリュー |
2381~5700円 |
※いずれも2年契約
はい、きました。
ケータイ会社お得意の分かりにくいプランのラインナップです。
「デバイスプラス500」は、既にドコモでケータイやスマホを契約している人が、新たにドコッチを契約する場合に選べるプランです。シェアグループに入って使用することになります。
シェアグループというのは、ドコモの新料金プランである「カケホーダイプランorデータプラン」の契約に相乗りする仕組みです。両親がスマホを使っていてシェアパックを利用している場合などが該当します。
定額データプランのはどちらも、現在ドコモと契約していない人やシェアパックの契約をしていない人が、ドコッチだけ単体で契約したい場合です。128Kとスタンダード2の違いは通信速度なのですが、ドコッチの機能では通信速度は必要なさそうなので、128Kで良いと思います。
で、結局いくらかかるのでしょうか。
<既にドコモと契約している人(※別途親回線のシェアパック要)>
280円+500円=780円(税抜)
<ドコッチを単独で契約する人>
280円+1505円=1785円(税抜)
既にドコモと契約していて、スマホなどを家族でシェアパックで利用している場合には現実的な価格に思えます。
メリット
それではメリットを挙げてみましょう。
メールやSOSボタンなどは普通のスマホやみまもりケータイでなんとかなりそうなので割愛します。
落としたり忘れたりする可能性が低い
最大にして最高のメリットはこれだと思います。
普通のスマホやみまもりケータイはあくまで持ち歩くものなので、紛失する可能性は捨てきれません。落とさないように鞄につなげていたとしても、鞄ごと忘れちゃうこともありそうですしね。
腕時計端末との相性はバツグンです。
どんな場所にいるのか分かりやすい
普通のスマホやケータイでもGPSで場所は分かりますが、温度や湿度などは分かりません。ドコッチはこれが分かるので、周囲の環境がある程度想像できるのは大きいです。
あんまり暑いところや寒いところにいる場合には心配になりますし、GPSもそんなに精度はよくないはずなので、補足情報があると安心ですしね。
デメリット
続いてデメリットです。
正直言ってデメリットはあんまりないと思います。
ドコモ契約者以外だとやや高め
利用料金に関しては、ドコモ契約者であれば1000円以下なのであまり気になりませんが、そうでない場合は2000円近くかかることになります。
また、ドコモ契約者でもシェアパックに加入していない人にとってはやはり単独での契約となるので2000円近くかかってしまいます。
安全には変えられませんが、これはなかなかの値段だなと思いますよね。
端末の種類が少ない
端末のデザインは好みにもよるのでコメントしにくいのですが、この端末は結局子供が毎日身に着けてくれないと意味がないです。
そうなると、子供の好みに合わなかったら終わりです。
今のところ選択肢が狭いので、デザインは色々用意して子供が好きに選べるようになると進んで使ってくれるのではないかと思いました。
追記:auからも同様のマモリーノウォッチが発売されました
ドコモのドコッチから遅れて1年余り・・・。
auからも同様に子供向けの腕時計型端末の「マモリーノ」が発売されました。
ドコッチとは異なる部分もあるので下記のページも参考にしてください。
【参考】>>価格や料金は?auのmamorinoWatch(マモリーノウォッチ)のメリットデメリット
話題の商品を格安でお試しできる「ちょっプル」もおすすめ!
さて、子供がいるとどうしてもお金がかかると思います。
でも、安いからと言って変なものを買うわけにもいきませんよね。
良いものをできるだけ安く手に入れたい・・・そんな期待に応えるサービスがあります。
そのサービスとは、「サンプル百貨店ちょっプル」です。
コンビニやスーパーで売っている商品を、お試し価格でお安くゲットできます。
登録は無料なので節約に興味がある方はどんな商品があるか見てみてください。
ふるさと納税もそうですが、普通にお店で買うのはもったいないですからね。
【公式サイト】日本最大級のサンプリングサイト『サンプル百貨店』
下記のページで詳しく解説してます!
【参考】>>新製品が格安!「サンプル百貨店ちょっプル」のメリットデメリット
まとめ
ということでまとめです。
- ドコッチを使うと子供を遠くから見守れる
- 料金は780円~1785円
- 腕時計型なので紛失しにくい
我が家はまだ子供はいませんが、子供できたら検討してみたいサービスです。
宣伝次第ではけっこう普及するのではないでしょうか。