昨日平成26年度の補正予算が成立しました。
今回は経済対策もやりますという話が挙がっていたせいか、ニュースもたくさん流れていましたね。
その中でも特に話題になったのが住宅関連だと思います。
それが「エコポイントの復活」と「フラット35の金利優遇の拡大」ではないでしょうか。
ちょうど僕の会社の同僚が家を買おうとしているのでホットな話でした。
特にフラット35を選ぶときに気になるのは手数料なんですよね。
金利はどこも同じなので、手数料で差がつくからです。
というわけで手数料が一番少ない会社を紹介します。
金利優遇があるのはフラット35S
フラット35って何?
・・・という人はこのページは見てないとは思いますが、簡単に言うと官民一体となって国民が家を買えるようにいい感じの金利で住宅ローンを組ませてもらえる仕組みです。ようは税金が投入されてるってことですな。
参考:住宅金融支援機構
今回騒がれているのは、その中のフラット35Sというプランです。
省エネや耐震性などに優れた住宅を買う場合には金利を安くしてくれるというサービスです。
最初の10年間は金利を-0.3%してくれるのですが、今回はこれを-0.6%に倍増するという話なのです。
「で、0.3%ってすごいの?」
「消費税+3%に比べたらゴミよ?」
と思うかもしれませんね。
実際に計算してみましょうか。
例えば3000万を35年で借りる場合に・・・
-0.3%だと総返済額は3691万4070円です。
-0.6%だと総返済額は3605万4731円です。
つまり・・・86万円も節約できるのです!!これはすごい!
そんなわけで話題になってるというわけです。
これはいつから0.6%になるのか気になっちゃいますよね!
優遇が適用されるのはいつから?
フラット35Sで0.6%の金利優遇を受けられるのはいつからなのでしょうか。
住宅金融支援機構によれば、2月9日に資金を受け取る方から適用し、来年1月29日のお申込み分までが対象とのことです。
ようするに融資実行日が2月9日以降なら適用ってことですね。
いまから家を買う人はチャンスです!
借金を抱えている僕にとっては悲しくてたまりません。
参考:住宅金融支援機構
さて、確かに金利は優遇されましたが、それを十分に生かすためにはどこから借りるのかも重要です。
フラット35はどこの会社で申し込んでも金利は同じですが、手数料は異なるからです。
手数料が安いのはこの会社!
フラット35を扱う会社はたくさんありますが、手数料はまちまちです。
基本的には2.1%になっています。
1000万借りたら21万円ですね。3000万くらい借りる人が多いので手数料だけで63万円!
ところが、ネット銀行なんかだと手数料が安めです。
今のところ一番手数料が安いのは「優良住宅ローン」という会社です。
この会社は手数料が0.5~0.8%です(条件によって変わる)。
つまり3000万借りたら手数料が15万~24万円です。
その差額は最大で48万円!
ボーナスもらったみたいな感じになりますね。
ちなみにうちの会社だと某銀行と提携していて手数料が0.9%ですが、それよりも安いという現実・・・。
-0.6%は予算がなくなったら終了
最後に重要なのが、優遇のお金は税金なので予算が決まっています。
早く申し込まないと乗り遅れる可能性があるってことですね。
とりあえず「優良住宅ローン」の資料請求はしておきつつ、週末に近くの銀行に行って話を聞くのがオススメです。資料請求や説明会はとにかく色々比較しましょう。後で後悔しますからね。
説明は対面でじっくり聞きつつ、最後に買うのは一番安いところというのは家電でも住宅ローンでも同じです。
住宅エコポイントも同じなのですが、予算が決まっている以上は早い者勝ちなので即行動です。
まとめ
ということで、同僚に送ったメールを追記してまとめてみました。
- フラット35Sは金利優遇が0.6%に!
- 優遇は2月9日以降の融資分からなのでタイミング注意!
- 手数料は「優良住宅ローン」で最大48万節約できる!
住宅は人生最大の買い物です。
じっくり考えて安くローンを組みましょう。