株とFXで2270万失った男の本気節約術

株とFXで2270万失った男が、借金返済に成功した本気の節約術や小遣い稼ぎの方法を記録していくサイトです。

『株や投資信託が怖い人へ』銀行預金を使ってインフレ対策する方法

   

最近は色々な物が値上がりしていますね。

さすがにここまで顕著になってくると、本格的に物価が上がってインフレすると考える人も増え始めたようです。このままインフレが進むと銀行預金している人は損してしまうという主張もありますね。

会社でも株の話などがよく挙がるようになりました。数年前までは危険だからやめろと言われていたのに・・・。株やFXで大損した僕からするとモヤモヤする話なのですが、確かにインフレ対策は必要な気はしますよね。

しかし、インフレしていった時に本当に株や金などの投資をする必要があるのでしょうか?

銀行預金をしていると大損することになるのでしょうか?

スポンサーリンク

そもそもインフレとは?

そもそもインフレって何なのでしょうかね。

一言で言ってしまうと、モノの値段が上がりお金の価値が下がることです。

インフレが起こる原因は色々あります。

一番スタンダードなのは、「景気が良くなって色々なモノがよく売れて、需要が供給を上回り、モノの値段が上がっていく」という形です。

また、「なんらかの理由で原材料が上がり、モノの値段が上がっていく」というパターンもあります。例えば石油の値段が上がることでインフレするというのは過去にもよくありました。

最近だと、「意図的にお金の価値を下げることで、相対的にモノの値段が上がる」というパターンもあります。

今の日本は主に後ろ2つが原因と言われています。

例えば、パンが値上がりしているのは円安になったことでこれまでと比べて小麦粉を輸入する時に費用がたくさんかかるようになったからです。

円安になったのは意図的に行ったことなので、人為的にインフレを起こそうとしていることになりますね。

日本は2%のインフレを目標としている

さて、最近どうしてインフレインフレ言われるようになったのでしょうか。

それは、今の日本は2%程度のインフレを目指すという目標を掲げて金融政策を実行しているからです。

バブル崩壊後の日本経済はデフレスパイラルと呼ばれる構造になっていました。

これを分かりやすく言うと、「同じモノでも時間が経つと安く買うことができる」という状態です。

物価が下がる

企業は他社よりも価格を下げて売ろうとする

価格を安くするために社員の給料を下げる

給料が下がるので家計が苦しくなる

安い製品が人気を集める

企業はさらに価格を下げる(最初に戻る)

こんな感じですね。

この状態で「無理矢理にでも物価を上げればスパイラルから抜け出せるのではないか・・・?」と考えているわけです。物価が上がっていくと、上がる前に買おうとする人が増えるからです。消費税が上がる前の駆け込み重要が毎年起こるようなイメージです。

ポイントは「これから物価が上がるから早く買わないとっ!」という風に庶民が思ってくれるように働きかけることだと言われています。この意識がないと駆け込み需要が連続する状態にはならないからです。

結果はどうかと言うと、今のところ物価は少しだけ上がり始めてはいるものの、給料はあんまり上がっていないので道半ばという状態です。給料が上がらないので、上がる前に買おうではなく単に節約しているだけの気がします。

数十年におよぶデフレスパイラルから抜け出した例はこれまでにないので、この後どうなっていくのかは誰にも分かりません。

2%に到達するのかしないのか、むしろ通り過ぎて5%になるのかまた0%以下になるのか誰にも分からないと思います。

2%のインフレに到達すると何が起こるのか?

上手くいくのかは別として、仮に想定通りに2%程度のインフレが続くとどんなことが起こるのか考えてみましょう。

影響が色々ありすぎるので、この記事のテーマである株や銀行預金がどうなるのかを考えてみます。

まずはインフレが続くので長期的に見るとお金の価値が下がっていきます。簡単に言えば、これまで1000円で買えていた商品が、翌年には1020円になります。

これは株も同じで、100万円の株は翌年には102万円になります(言うまでもなく業績などの他の要素の影響の方が大きいですが)。

ようするに、現金をそのまま持っている人からすると、ほしいものを何年も買わずに待っていると値下がりするどころか値上がりしてしまうという事態になります。

このことから、「銀行に預けていると損するから株を買った方が安全だよ!」という主張がでてくるのです。もちろん素人が適当な株を買うと爆死するのは必至なので、投資信託を勧めるパターンが多いようですね。

インフレに不利と言われる銀行預金も実は悪くはない

それでは実際に銀行預金のままだと不味いのかを確認してみましょう。

現在の銀行預金の金利を見てみると、例えばメガバンクだと0.02%くらいです。増えるんだか増えないんだか分からないレベルですね。

これがネット銀行だとけっこう変わります。

例えば、住信SBIネット銀行の定期預金(1年)だと0.2%です。けっこう増えましたがこれでも少ないですよね。0.2%ってことは100万円を1年間預けて2000円ですからね。ふるさと納税した方が圧倒的に儲かりますよ。

でも、銀行預金が低金利なのは不景気で市中の金利自体が低いからです。今は日銀はゼロ金利政策をしていますし、さらに大規模緩和までしているので金利自体が過去最低レベルです。

なので銀行預金の金利が低いのもしかたありません。金利を上げると銀行が潰れてしまいますからね。

では、仮にインフレ率が上がっていった場合はどうなるのでしょうか。

インフレが継続的に続いていくと、大規模緩和が終了し、そのうちゼロ金利政策も解除されると思われます。そうなると、金利も上昇していくので銀行預金でももっと金利が上がるはずです。

現在までのインフレ率と定期預金の金利を比較すると、大きなかい離が発生したのはオイルショックのあった1974年頃と消費税が上がった1997年くらいです。

例えばバブルの頃でもインフレ率4-5%に対して定期預金は6%くらいでした。損するどころか十分に対応できているのです。

銀行預金がインフレに弱いのは事実ですが、それは株や金などと比較した場合であって、普通の人が普通に生活するレベルの話で言えば大損するような話ではないのです。

勧められるままに株や金などを買う方が遥かに損する可能性が高いです。

下記の記事では、素人が株やFXなどに手をだすとどんな結末になるのかをまとめています。これからやってみようと思っている方は是非ご一読を。世の中そんなに甘くはないです。

【参考】>>注意!破産した男が語るFXで失敗・破産する6つの法則

定期預金はネット銀行で1年定期にすること

さて、銀行預金でインフレ対策をする時に気をつけなければならないことが2つあります。

それは「ネット銀行を選ぶこと」「金利を長期間固定しないこと」です。

1つ目は簡単で、ネット銀行の方が金利が良いからです。どうせなら金利が高いネット銀行を選びましょう。2つ目は、定期預金を組む場合は3年とか5年とかではなく1年にした方がいいってことです。

何故かと言うと、インフレしている状況では毎年金利が少しずつ上がっていく可能性が高いからです。

例えば、2025年に1年定期で年利1%・5年定期で年利1.25%だったとしても。2026年には1年定期で年利1.25%・5年定期で年利1.5%なんてことが起きます。

長期間で定期を組んでしまうと、インフレに追い付けない可能性が発生してしまうのです。

もちろん、5年定期を組んだ後にまた不景気になって金利が0.2%に下がった場合には物凄くお得なのですが、今回の目的はお金儲けではなくインフレ対策です。ちなみにお宝保険と呼ばれる商品はこれに当てはまります。

しかし、あくまでインフレ対策が目的と考えると、1年毎に預け替えていくのが安全です。その際には、金利が高めのボーナス時期のキャンペーンなどを利用するとよりお得になるでしょう。

着実に1年定期を積み上げていくのが最も安全なのですが、実際には意外と普通預金に預けっぱなしの人が多いように思えます。

景気の良い話に惑わされずに、まずは定期預金をしっかりと組んでいくことを考えてください。

ハイパーインフレにはならないの?

ということで、たとえインフレになったとしても意外と銀行預金でも対応できてしまうことが分かりました。

実際にはそんなに心配する必要はないんですよ。

それでは、短期間で爆発的にインフレした場合はどうなのでしょうか。もう20年くらい前から「ハイパーインフレになって日本は崩壊する」なんて本が定期的に話題になります。

こういう本では株や金などに投資をすることをオススメしていたりしますね。

確かにその通りで、例えば円が暴落して3か月で1ドル1万円なんて話になったらさすがに銀行預金では対応できません。理論的には預金の利率を上げる事になりますが、その準備も追いつかないでしょうし、銀行自体が潰れてしまう可能性が高いでしょう。

そういう場合は確かに株とか金を持っていることに価値はありそうに見えます。

しかし・・・冷静に考えてみれば分かるのですが、そういう状態の時にわずかな金額の株だの金だのを持っていて本当にどうにかなるのでしょうか。

まず、サラリーマンの人はまともに仕事はできないでしょう。もう色々大混乱で給料も入らないかもしれません。むしろ電車が動いてないので会社に行けないかもしれませんね。というか会社は倒産してるでしょうね。

また、株や金を個人で売り買いできる状態なのでしょうか?日本だけでなく世界の市場が大混乱でまともに売買できる状態ではないと思います。そんな状態で株なんて持ってる意味はないかもしれません。

そうです、そんな異常な状態になると今の常識なんて通用しません。

どうなるかも分からないレベルの話を心配するのであれば、普段から自分で農業を営んで自給自足できるように準備した方が対策としては正しいはずです。これなら確実に対策になります。何しろお金なんてなくてもご飯を食べられますからとりあえず生きていけますからね。

起きる可能性がとても低く、対策できるかも分からないのに下手に株などに手を出して大損したら目も当てられません。銀行預金ならともかく株を買うということは次のリーマンショックが来たら終わりということなんですから。

個人的には、本当にそういう事態になったら素直にあきらめるしかないと思います。今の物差しで異常事態を想定しても解決策にはなりえないと思っていますので。

まとめ

それではまとめです。

  • 今の日本はほんの少しずつだがインフレしている
  • 日本は2%のインフレを目標としている
  • インフレが続くとお金の価値が減っていく
  • 株などは価値は減らないが、銀行預金も馬鹿にできない
  • 多くの場合は定期預金でインフレ対策できる
  • 定期預金はネット銀行で1年定期にすること
  • 本当にハイパーインフレ対策したいなら農業した方が良い

これからの日本がどうなっていくのかは誰にも分かりませんが、雰囲気に惑わされてわく分からずに株などに手を出すのはとても危険です。

それよりも、堅実に銀行で定期預金を組む方が安全にインフレへ対応することができます。考え方はそれぞれですが、雰囲気に乗るのではなく、しっかりと情報収集して自分が納得のいく選択をしてほしいと思います。

 - お金

スポンサーリンク
スポンサーリンク

  関連記事